BPは2030年までの石油・ガス減産目標を断念し、戦略を再策定するという

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エネルギー大手BPが2030年までに石油と天然ガスの生産量を削減する目標を断念したことが7日、関係者の話で分かった。同社のマーリー・オーキンクロスCEO（Murray Auchincloss）はBPのエネルギー転換戦略を縮小し、投資家の信頼を取り戻すことを求めている。
BPは2020年に「純ゼロ」のビジョンを実現するための10年間の戦略目標を発表し、2030年までに石油・ガスの1日当たりの生産量を2019年の水準で40%削減することを提案した。BPは昨年2月、この目標を25%減産に調整した。
関係者によると、BPは現在、中東とメキシコ湾のいくつかの新規投資を狙っており、石油・ガス生産量の向上を求めているという。（ルート）