テスラ自動車（北京）有限公司が「欠陥自動車製品リコール管理条例」と「欠陥自動車製品リコール管理条例実施方法」の要求に基づき、国家市場監督管理総局にリコール計画を届け出たことが24日、国家市場監督管理総局から分かった。同日から、2023年7月7日から2023年8月1日までの輸入モデルX電気自動車の一部、計2台をリコールした。
今回のリコール対象となった車両はテスラサービスセンターでハンドルタイプの改造を行ったことがあり、改造後の新しいハンドルには元のタイプのハンドルのエアバッグが取り付けられており、エアバッグと新しいハンドルが一致しなかった。車両が衝突した場合、このエアバッグの保護性能が影響を受ける可能性があり、運転者が事故で負傷するリスクが増加し、安全上の危険性がある。
テスラ・モーターズ（北京）有限公司はリコール対象の車両を検査し、エアバッグのタイプとハンドルのタイプが一致しないことが判明した場合、安全上の危険性を解消するために無料で正しいタイプのエアバッグに交換する。
テスラ自動車（北京）有限公司は書留郵便、メールなどを通じて関係車主に通知し、リコール修理を手配する。