米デルタ航空は、世界的なネットワーク障害の影響で運航再開の問題に直面していると、米CNNテレビが23日付で報じた。現地時間22日、デルタ航空はまた1000便以上のフライトをキャンセルした。
報道によると、米航空データ企業OAGによると、デルタ航空は現地時間19日から21日にかけて、他の航空会社よりも多い4600便以上をキャンセルした。
デルタ航空のエド・バスティアン最高経営責任者（Ed Bastian）は21日、コンピュータの「乗務員追跡」ソフトウェアに問題があったためだと乗客に宛てた手紙で謝罪した。
AP通信によると、他のアメリカン航空会社はほぼ正常に回復したが、デルタ航空は正常に回復するのは難しいという。これはさらに、デルタ航空が今回の世界的な技術障害事件に対して「相対的に反応が弱い」ことを明らかにした。
米交通長官ピーター・ブティジグ氏は21日、同部門にデルタ航空便の中断や顧客サービスの状況について納得できない報告や苦情が相次いでいると述べた。彼はデルタ航空が遅延した旅客に宿泊や食事を提供し、遅いフライトに変更したくない乗客に速やかに返金することを望んでいる。